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Morishita Nobuyuki Gallery

森下 展行 アートギャラリー

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思考と色彩、それが私のモチーフ。

絵画について考えをめぐらせ、
それに色彩を加えていく。

考えることは気づきの宝庫であり、
色彩は感性の宝庫。

私の内なるものは、抽象も具象も
関係なく自由で解放感がある。

故に考えることは気づきの宝庫であり、
色彩は感性の宝庫。

故に思考と色彩、それが私のモチーフ。

インフォメーション一覧

PROFILE

森下展行 プロフィール
 
1981年 多摩美術大学大学院修了
1983年 ギャラリー山口個展
1984年 村松画廊個展
1984年 ギャラリー21個展
1985年 ギャラリー宙(そら)グループ展
1987年 村松画廊個展
1988年 ギャラリー山口個展
1991年 フランスにて現代美術日本展 出品(カルカソンヌ)
1995年 東アジアの作家達展出品(日本/千葉)
1996年 QUEST FOR NEW VISION3.3.3 Group Show 出品(香港)
1997年 フランスにて現代美術日本展/小品展 出品
2000年 第5回 昭和シェル石油現代美術賞 入選(東京)
2001年(12月~02/1月)フランスにて現代美術日本展/小品展 出品(リヨン)
2005年 第13回 吉原治良賞美術コンクール展 入選(大阪)
2005年 フランスにて現代美術日本展/小品展 出品(リヨン)
2006年 第4回 池田満寿夫記念芸術賞 入選(東京)
2006年 ACRYL AWARD 2006 入選(東京)
2007年 第27回 現代美術国際交流展ニューヨーク2007 出品
2008年 第5回 現代美術国際展ペルピニャン2008 出品(フランス)
2008年 第28回 現代美術国際交流展東京2008 出品
2008年 Wonderland 日本の現代アート 出品(香港)
2009年 Art Sydney 2009 出品(シドニー)
2010年 Salon Art Shopping 出品(パリ)
2011年 RED DOT NEW YORK 2011 出品(ニューヨーク)
2012年 Verge Art NYC 2012 出品(ニューヨーク)
2013年 SNIFF OUT 2013(スニフアウト2013)出品(大阪)
2018年 DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 2018 in LONDON 出品(イギリス)
2020年 第14回 モナコ・日本芸術祭2020 出品 Prix de la Passerelle Artistique(芸術の架け橋賞)
2020年 第1回 ミラノ・ジャパンアートコレクション 出品 Premio Internazionale D‘arte Di Milano(ミラノ国際芸術賞) 

1949年生 愛知県出身  日本美術家連盟会員 元新象作家協会会員
 
 
My Career in Art, Nobuyuki MORISHITA
 
1981, Graduated from Postgraduate Course of Tama Art University
1983, Solo exhibition at Gallery Yamaguchi in Tokyo (and some other exhibitions)
1991, Art contemporary of Japan in France
1995, Solo exhibition in France (Toulouse)
1996, QUEST FOR NEW VISION 3・3・3・Group Show (Hong Kong)
1997, Art contemporary of Japan’97. Small works of art (France)
2000, The 5th SHELL ART AWARD
2001(Dec.)〜02(Jan.) EXPO FACON JAPON. Small works of art (France Lyon)
2005, The 13th YOSHIWARA JIRO ART COMPETITION
2005, EXPO FACON JAPON – 2005. Small works of art (France Lyon)
2006, The 4th IKEDA MASUO MEMORIAL ART EXHIBITION
2006, ACRYL AWARD 2006 (Tokyo)
2007, The 27th INTERNATIONAL ART EXCHANGE NEW YORK 2007
2008, LE 5EME SALON INTERNATIONAL D’ARTS PRASTIQUES DE PERPIGNAN 2008
2008, The 28th INTERNATIONAL ART EXCHANGE TOKYO 2008
2008, WONDERLAND Japanese Contemporary Art (Hong Kong)
2009, ART SYDNEY 2009 (Australia)
2010, Salon Art Shopping (France)
2011, RED DOT NEW YORK (USA)
2012, Verge Art NYC 2012 (NEW YORK)
2013, SNIFF OUT 2013 (Ohsaka)
2018, DISCOVER THE ONE JAPANESE ART 2018 in LONDON
2020, 14 eme Rencontre Artistique Monaco – Japon Prix de la Passerelle Artistique
2020, COLLEZIONE D’ARTE GIAPPONESE A MILANO Premio Internazionale D’arte Di Milano
 
1949 Born in Aichi Prefecture  
Member of Japan Artists Association, Inc. Former Member of Shinsho Fine Art Association

INFORMATION

 

 人は、1日に6万回考えているという。つまり、1日の中で意識的にせよ、

無意識にせよ、人は何かしら考えている生き物といえる。ということは、

人は日常の大切な事柄などはもとより、興味や関心があるものに対して、

自然に頭に浮かんだり考えていることになる。

美術的にみれば、私の中では抽象画や具象画などの好きな作品が自然に

浮かんでくる。

「人間は考える葦である」とパスカルが言った。それを美術史的にみると、

美術を頭で考えた概念芸術もあり、ミニマルアートもあり、抽象にこだわる

人、具象にこだわる人、自分の画風にこだわる人、観念にこだわる人等々、

いつの時代にも美術や絵画の主義や主張の歴史がある。つまりアーティス

トの数だけ無数の考え方があることになる。だから、頭で思考したことで、

どの考え方を選択しても自由といえる。つまり、選択したその考え方が個性

となる。だから、人は表現として考えたことを行えば良いのだ。その考え方に

こだわりを持って実践するのも自由であり、こだわりがないのも自由なのだ。

だから抽象画も具象画も隔たりなく描くのも自由といえる。故に私の中では、

抽象も具象も関係なく、自由で解放感に満ちた制作をすれば良いと考えている。

同時に私は「思考と色彩」、つまり考えることと色彩が私のモチーフと考えて

いる。そこで、多くの作品を見ている評論家から「色彩の魔術師とでもいえよ

うか。」あるいは「色彩のパワーが生かされている。」など、そう評されるのは

やはり嬉しく感じている。

 
 

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    作品名 色彩時代-2
    サイズ 45.5×37.9cm(F8号)
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 縦の線の勢いと力
    縦の線には、勢いと力があると感じている。
    もう随分前になるが、南仏アルビのロートレック美術館で膨大な作品をじっくり時間をかけて回った。 ふと、縦の線のタッチが多いのに気がついた。 この縦のタッチには勢いがあり、また力もあり、絵画の要素として何か表現の基が隠されている様に感じた。 そこで縦の線の「垂直の色シリーズ」として30点あまり描いた。この」「色彩時代-2」もその中の1枚の作品。
    作品名 Colors, 垂直の色-30
    ~きれいが好き、あいまいが好き、日本人的フィーリング~
    サイズ 162.1×130.3cm(F100号)
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 縦のラインと色彩のパワー
    「垂直の色シリーズ」として描いた最後(30枚目)の作品。つまり、垂直の色シリーズとして、締めくくりの作品で、これは本物を見て頂きたいと思っている。 完成した作品を見ているとオプティカルアートの様にも感じたが、それは見る人が自由に感じれば良いと思う。 線と線の間をグラデーションの様にぼかしたので、そのぼかし具合にふと頭に浮かんできたものがある。 つまり、遠くから見るときれいに見えるが、近くで見るとぼかし具合があいまいに見える。 それが丁度、人間の深層心理の様にも感じたので、サブタイトルの「きれいが好き、あいまいが好き、日本人的フィーリング」と副題をつけた。
    私はこの「あいまいさ」は、日本人の生活の知恵というか、日本人のものの考え方の文化の様に感じている。 勿論、絵の見方は自由なので、それぞれ自由に感じて頂ければと思っている。
    作品名 響き合う色彩
    サイズ 16.5×24.5cm
    画 材 紙・アクリル
    解 説 色彩の至高感
    色を感覚的に選び、それをパレットで練り、ペインティングナイフで描いた作品。
    ペインティングナイフの練り方次第で偶然に出来る色彩の形跡が何とも言えない素晴らしさに感じた。 直感的な感覚とペインティングナイフの偶然性は、二度と同じ表現ができない唯一無二のものだと感じている。
    作品名 赤い湖畔
    サイズ 53.0×45.5cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説  第三の絵画
    赤をメインにして、感覚的に青や黄色、緑やピンクなどの色をペインティングナイフで描いた作品。
    しばらく放置して久しぶりに画面を見ていたら、湖畔に浮かぶ船のイメージが自然と浮かんできた。 「これは色の抽象画面に具象的な形を融合した新たな絵画空間になるのでは」と感じた。 そこで私の中では第三の絵画と名付けている。
    作品名 プラネット・赤い湖畔
    サイズ 162.1×194.0cm(F130号)
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 この作品は、私の中で位置付けしている「第三の絵画」の表現と、「形と色彩の融合」、「形と背景の融合」などの表現を取り入れている。つまり、抽象的な色面として描いた中に具象的な情景を描いたもので、設定は地球にそっくりな惑星のイメージとして描いた作品。「赤い湖畔」がベースになっているので「プラネット・赤い湖畔」とした。
    湖に浮かぶ小舟に人と犬、そして小さな水玉は、水面からゆっくりと浮かんで太陽に照らされて、黄色に輝く「気」として描いた。このような情景は地球外にあるだろうか。あるとすれば、うりふたつのもうひとつの地球が我々と同じような生活をしているかも知れない。もっと平和に・・・。
    作品名 熱帯
    〜色彩と具象の融合について〜
    サイズ 194×162.1cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 F130号のキャンバスにペインティングナイ
    フで抽象画を描くように描き、そこから浮か
    んでくるイメージを探していくとラフレシア
    の花が浮かんできた。それを、やや抽象的な
    鳥がラフレシア見ているという世界観が湧い
    てきた。その後、抽象的な色彩の上から熱帯
    の密林のイメージと、背景の色を融合させな
    がら、描いた作品。(なぜ背景が色彩なのか、
    それは背景が、単なるバックとか添え物では
    なく、絵画として、形と同じく重要な力の場
    だと考えているからに他ならない。)
    作品名 Sneakers,スニーカー
    サイズ 194×162.1cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 「形と色彩の融合」として描いた作品。
    モチーフのスニーカーの形と色彩が融合すことによって、形と色彩が同じ空間の「力の場」であることを表現の狙いとした。つまり、スニーカーの形を描きながら周囲の色彩もそのままスニーカーのデザインになるようにしたもので、スニーカーの形と周囲の色彩が溶け合うような、今までにない絵画表現になったと考えている。
    作品名 イリュージョンの泉
    サイズ 162.1×130.3cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 私の中で位置付けしている「形と色彩の融合」や「形と背景の関係」を意識しながらあるいはそれらを交えて描いた作品。美術展のお祝いにキングプロテアが入った花籠を頂いた。初めて見る珍しい花だと思い、モチーフにすることにした。キングプロテアをメインにして構想を広げていき、最初に色彩を意識してペインティングナイフでキャンバス全体に抽象画を描いた。そして、色彩を生かしながらプロテアの花やグロリオサの花や蝶の再生を描き、ピンクの色彩が泉から立ち昇っていくような「気」の情景を描いた。絵が完成した後、自然にイリュージョンという言葉が浮かんできたので「イリュージョンの泉」とした。
    作品名 彩花彩背(さいかさいはい)
    サイズ 162.1×162.1cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 これは「絵画の形と背景」について考えた作品。つまり、手前の花と背景との関係について考えてみると、一般的には手前の花を描けばその後ろは背景という概念で描くことが多い。そこでモチーフとしての花の背景は、壁ではなく色彩にすることで壁の概念が無くなるのではと考えた。つまり、モチーフの花と周りの色彩は、同等の空間として広がる色彩の「力の場」である。という新たな考えで描いた作品。そこでタイトルも「彩花彩背」とした。
    作品名 日本の美術シリーズ
    新解釈 風神雷神図 ~彩雲の神々~
    サイズ 194×162cm
    画 材 キャンバス・アクリル
    解 説 〜宗達は、雷神を女の神として描いた?!〜
    17世紀、俵屋宗達が風神雷神図屏風を描いた。
    18世紀、尾形光琳がそれを模して風神雷神図
    屛風を描いた。19世紀、酒井抱一が光琳の風
    神雷神図屛風を参考にして描いた。他にも鈴
    木其一や、河鍋暁斎など何人もの画家たちが、
    風神雷神図屛風に惹かれて描いている。
    そうした、先人たちの風神雷神図を見て感じ
    たことは、背景に色彩があるとさらに躍動感
    が出て面白くなるのでは、という画家として
    の直感的な発想だった。同時に、俵屋宗達は、
    雷神を「女の神」として描いたのではないか
    と思った。それは風神の胸と比べると、雷神
    の胸は、正に乳房に見えたからだ。
    そこでストーリーが閃いたので、以下の様な
    設定を考えた。
    ◎まず、風神雷神図の左右に向かい合ってい
    る構図を、上下の縦の構図にした。
    ◎上に小さく雷神を描き、下に風神を大きく
    描いて、下まで駆け降りて来たという時間
    の概念を入れた。
    ◎風神雷神図屏風の金箔の代わりに色彩の背
    景にし、さらに黒い雲の代わりに色彩で雲
    の躍動感を出すようにした。
    ◎そして雷神を「女の神」として、風神を
    「男の神」とし、この二人の神々を夫婦と
    した。

    そこで、ストーリーを考えた。
    実はこの二人の神々は、今まさに夫婦喧嘩の
    真っ最中!!
    妻の女神の雷神が正にカミナリのごとく、
    天地が響くほどに怒っている。その恐ろしさ
    に夫の風神が「お~、くわばら、くわばら。」
    と、目を丸くして逃げる様に駆け降りて来た
    という情景。
    ・・・このストーリー、風神雷神図のユーモ
    ラスな世界観を、新解釈で広げてみたが、
    あの世で俵屋宗達や尾形光琳がニコッと笑っ
    てくれたらとてもうれしい。