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宮永岳彦 いのちの彩り

2015年8月12日 〜 2016年2月7日

秦野市立宮永岳彦記念美術館

所在地:神奈川県秦野市鶴巻北3-1-2

TEL:0463-78-9100

 洋画家・宮永岳彦(1919〜1987)は、女性美人画や童画など、ジャンルを問わず、その作品に様々な植物や動物を描いています。
 女性たちの周りに添えられた草花はより華やかにその空間と姿を彩り、児童向け書籍の表紙画では可愛らしい顔の動物が子どもたちの笑顔と 共に優しい世界を創り出しました。
 それらはモチーフとして描いたもののほか、作品の四季を表したものや、絵の表情を豊かにするためのものなど、場面ごとに見る者を引きつけます。
 2015年は戦後70年の節目の年にあたります。宮永自身も従軍の経験があることから、戦争という暗い時代から世界が解放された後、自由に描けることを喜びながら、作品に命の尊さを表現したのでしょう。
 そして、「人に伝える」ことを強く意識しながら作品を制作した宮永は、油彩画をはじめ、挿絵やポスターなどにおいても幅広くその手腕を発揮し、生き物たちを取り入れることで、作品をより生き生きと魅せています。
 本展では、そういった人物以外の点に目を向け、何らかの生き物が  描かれている作品を集めてご紹介いたします。
 宮永岳彦が彩った“いのち”の温もりと大切さを、感じとっていただければ幸いです。