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セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン

2016年5月21日 〜 2016年7月10日

岐阜県現代陶芸美術館

所在地:岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)

TEL:0572-28-3100

『セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン』は、近代の日本でつくられた陶磁器のデザインを概観する初めての展覧会です。
幕末から明治時代初期、万国博覧会への出展などによって西洋ではジャポニスムが大流行します。これに応じて日本画的な装飾をまとった陶磁器が制作され、世界市場に参入します。その後、アール・ヌーヴォーが欧米で大流行すると、明治時代後期には日本でもこの影響を受けて陶磁器の分野においても図案研究が盛んとなりました。
大正時代以降は、こうしたデザイン活動が広く展開されるとともに、制作者の個性が大きく反映されていきます。国内においても暮らしに彩りを添えるための陶磁器が、デザイナーや陶芸家の手によってデザインされました。また、このころ台頭した陶磁器メーカーでは国内外向けの製品が量産され、食器以外にタイルなどの建材も生産されます。
近代日本の陶磁史は、輸出産業の隆盛を経て、個人作家としての陶芸家の登場に終着することが一般的で、今日まで連綿と続いてきた産業陶磁や陶芸家によるデザイン的な作品の流れに光があたることはまれでした。本展は、明治維新から第二次大戦までの約70 年におよぶ、こうした陶磁器の魅力あふれるデザインに着目し、その全容を紹介していきます。