PAGETOP

江戸のエナジー 風俗画と浮世絵

2020年4月11日 〜 2020年5月31日

静嘉堂文庫美術館

所在地:東京都世田谷区岡本2-23-1 

浮世絵の「浮世(うきよ)」は、もとは「憂世(うきよ)」と書きました。中世までは、憂(う)いことの多い世の中を悲観する概念でしたが、江戸時代に入りこうした厭世的なものではなく、経済生活を確立しつつあった町人たちによって“はかないこの世を享楽的に生きよう”という庶民のエナジーによって大きく変化し始めます。
絵画においても、日常生活は画題となり、庶民も絵を買い求め、絵師たちは多彩な活動を始めたのです。とりわけ時代を映す鏡のような風俗画や浮世絵の誕生はその最たるものといえるでしょう。
本展では、静嘉堂秘蔵の肉筆浮世絵や浮世絵版画を、多数初公開いたします。特に肉筆浮世絵は、明治末期に海外向けに出版された豪華画集に日本を代表する名品として掲載されたものを多数含みます。また、浮世絵版画も長らく公開の機会に恵まれなかった作品群です。本展では、まずは重要文化財「四条河原遊楽図屏風」や修理後初公開となる英一蝶「朝暾曳馬図」、円山応挙「江口君図」などの静嘉堂を代表する名品をご堪能ください。その上で、この度、新出の浮世絵をたっぷりとご覧ください。近世初期風俗画や浮世絵を成立・展開させた、溢れるばかりの江戸のエナジーは、江戸時代を通じて、江戸・上方を問わず、文化の根底に流れていたことを感じていただければ幸いです。

会 期 2020年4月11日(土)~5月31日(日)
新型コロナウイルスの状況により変更となる可能性がございます。
詳細は、静嘉堂文庫美術館ホームページをご覧ください。

休館日 毎週月曜日 (ただし5月4日は開館)、5月7日(火)
開館時間 10:00~16:30(入館は16:00まで)
主 催 公益財団法人 静嘉堂/後援:世田谷区教育委員会

入館料
一般1,000円、大学生・高校生および障害者手帳をお持ちの方(同伴者1名含む)700円 
中学生以下無料 ※20名様以上の団体は200円割引
 
 
■関連イベント
1.実演会「浮世絵版画摺りの実演」
4月25日(土) (1)11:00~(2)14:30~
 アダチ伝統木版画技術保存財団
  
 
2.講演会「浮世絵を見る・調べる・楽しむ」5月3日(日) 13:30~15:00

 講 師:浅野秀剛氏(大和文華館館長)
 
 
3.河野元昭館長のおしゃべりトーク  4月18日(土) 13:30~15:00
「美人画もあり!静嘉堂―饒舌館長ベストテンー」を口演す

 講 師:河野元昭(静嘉堂文庫美術館館長)
  
  
1~3ともに
会 場:当館地階講堂
参加無料(ただし、当日の入館料が必要)
申込方法:1は出入自由、2・3は当日、開館時より整理券配布(1名様につき1枚)定員:120名
 
 
4.列品解説(いずれの回も30分程度)
11:00~:5月2日(土)、5月16日(土)
14:00~:4月16日(木)、5月21日(木)