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特別展「あやしい絵展」

2021年7月3日 〜 2021年8月15日

所在地:大阪府 大阪市中央区大手前4丁目1-32 

明治期に政治、経済、文化、思想といったあらゆる方面において西洋から制度、知識、技術がもたらされるなか、美術界では、西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の思想に裏打ちされたさまざまな表現が創出されました。
そのような表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいというだけの言葉では決して言い表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受ける一方、文学などをバックグラウンドとして大衆に広まっていったことも事実です。
本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画や版画、雑誌や書籍を中心に、歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、個性・自我の尊重、「新しい女性」の出現、社会の底辺層への眼差しなど時代の諸相と紐付けながら、こうした「あやしい」表現が生まれた背景に迫ります。
  
会  期 2021年7月3日(土)~ 8月15日(日)
     前期:7月3日(土)~7月26日(月)
     後期:7月28日(水)~8月15日(日)

休 館 日 火曜日休館
     ※ただし、8月10日(火)は開館

開館時間 9:30~17:00(会期中の金曜日は20:00まで)
     ※ただし、入館は閉館の30分前まで
 
主  催 大阪歴史博物館、毎日新聞社、MBSテレビ
協  賛 DNP大日本印刷
出品協力 京都国立近代美術館

観覧料
一般 1.500円(1.350円) 高校生・大学生 1.100円(990円) 
 
 
■関連イベント
講演会「絵の“あやしさ”を読み解く」
 7月31日(土)13:30~15:00(開場13:00~)

  講  師 中村 麗子 氏(東京国立近代美術館主任研究員)
  会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂
  定  員 100名(予定)
  参 加 費 500円(特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)
  参加方法 事前予約制
  ※申込み方法は、特別展公式ホームページをご覧ください。
 
 
学芸員によるスライドトーク
展示作品を投影しながら担当学芸員が作品の紹介をします。
  
【1】7月10日(土) 【2】7月17日(土) 各日14:00~14:30(開場13:30)
  講  師 岩佐 伸一(当館主任学芸員)
  会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂
  定  員 各回100名(予定)
  参 加 費 200円(特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)
  参加方法 事前予約制
※申込み方法は、特別展公式ホームページをご覧ください。

◆チケットプレゼント 終了◆

「特別展「あやしい絵展」」の招待券チケット応募は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

大阪歴史博物館
540-0008
大阪市中央区大手前4丁目1-32