Eiko Serikawa Art Gallery
Eiko Serikawa Gallery
東京生まれ。
日本女子大学国文科卒業。
1954年、「衣裳人形」の重要無形文化財保持者(人間国宝)平田郷陽に師事。
1957年、朝日現代人形展特撰。
1966年、日本伝統工芸展初入選。木彫人形の伝統と、その深い精神性を受け継ぎながら、
独自の清澄で情趣溢れる作品を作り続け、高い評価を得る。
1992年、紫綬褒章受章。
1999年、勲四等宝冠章受章。
現在、桐彩会主宰。日本工芸会理事、人形部会部会長。
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作品名 | 桜花の舞 |
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サイズ | 30.0cm |
画 材 | 木彫・彩彫 |
解 説 | 京都円山公園のしだれ桜の美しさに感銘して作った作品です。 この彩彫の手法は、私が考え出して、やっと一つの完成の目処のたったもので、色の胡粉を何段にも重ね、上の色を彫刻刀で削り、下の色を出しながら紋様を作り出す方法で、布や紙は長い間に褪色したり欠損しますが、これは色も変わらず美しいまま残っているので、それはこの作品が証明してくれました。この技法を、師・郷陽が彩彫と名付けて下さったのです。 師はよくご自身の古い作品の変わらぬ姿をご覧になって、「私のやり方は間違っていなかった」と言われていました。今、私も、そうした言葉をかみしめる心境になりました。 |