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Eiko Serikawa Gallery

芹川 英子 アートギャラリー

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第15回 芹川英子と桐彩会人形展

会場:シブヤ西武 B館8階 美術画廊 tel 03-3462-3485 新年を迎え、皆様にはお健やかにお過ごしの事と存じます。 隔年開催の桐彩会展も15回を重ね、省みますと創めてから三十年という月日に感慨も新たです。 師 […]

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PROFILE

東京生まれ。
日本女子大学国文科卒業。
1954年、「衣裳人形」の重要無形文化財保持者(人間国宝)平田郷陽に師事。
1957年、朝日現代人形展特撰。
1966年、日本伝統工芸展初入選。木彫人形の伝統と、その深い精神性を受け継ぎながら、
      独自の清澄で情趣溢れる作品を作り続け、高い評価を得る。
1992年、紫綬褒章受章。
1999年、勲四等宝冠章受章。
現在、桐彩会主宰。日本工芸会理事、人形部会部会長。

INFORMATION

第15回 芹川英子と桐彩会人形展

更新日:

2009年2月3日 〜 2009年2月8日

会場:シブヤ西武 B館8階 美術画廊 tel 03-3462-3485

新年を迎え、皆様にはお健やかにお過ごしの事と存じます。
隔年開催の桐彩会展も15回を重ね、省みますと創めてから三十年という月日に感慨も新たです。
師、平田郷陽からの木彫・胡粉仕上げの技は、高度で難しいのですが、懸命に創って参りました。
長い間には、会員の顔ぶれに様々な変化もありましたが、最近は、どうやらそれぞれの作品に個性も出て参りました。
おついでの折ご高覧頂き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

桐彩会代表 芹川 英子

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    作品名 江戸の華
    サイズ 37.0cm
    画 材 木彫・木目込・胡粉彩彫
    解 説  江戸の浮世絵師が好んで描く美人画の大半は、吉原の遊女か、引手茶屋の女達で、殊に太夫ともなれば、美しさだけでなく、歌・管弦・茶道の素質を持ち、その時代のスーパースターの存在でした。
     しかし、美しく着飾った装いの陰には、この苦界の悲しみも合わせ持ったものではないでしょうか。
    作品名
    サイズ 27.0cm
    画 材 木彫・木目込
    解 説  上野東照宮の社務所の前で、制服姿の女子高生が数人、神官から渡されたおみくじの紙を、皆が揃うまでじっと手の中に握りしめて、一、二、三の掛け声で一斉に出し合い、きゃあきゃあと見せ合って騒いでいました。
     最近はとみに占いブームですが、江戸の娘達もきっとおみくじが好きだったと思います。江戸の商家の娘、“吉”を当ててにっこり笑っている様子。
     きっと想う人の“待ち人来る”に心をときめかしたのでしょう。
    作品名 桜花の舞
    サイズ 30.0cm
    画 材 木彫・彩彫
    解 説  京都円山公園のしだれ桜の美しさに感銘して作った作品です。
     この彩彫の手法は、私が考え出して、やっと一つの完成の目処のたったもので、色の胡粉を何段にも重ね、上の色を彫刻刀で削り、下の色を出しながら紋様を作り出す方法で、布や紙は長い間に褪色したり欠損しますが、これは色も変わらず美しいまま残っているので、それはこの作品が証明してくれました。この技法を、師・郷陽が彩彫と名付けて下さったのです。
     師はよくご自身の古い作品の変わらぬ姿をご覧になって、「私のやり方は間違っていなかった」と言われていました。今、私も、そうした言葉をかみしめる心境になりました。
    作品名 この小さき命
    サイズ 21.0cm
    画 材 木彫・木目込
    解 説  この猫が私の家に来た時、手の中にすっぽり入る程、小さくて、しかし、ちゃんと生命を主張していました。
     その内にどんどん大きくなり、膝の上にあふれる程になりました。
    作品名 大きくなった - この小さき命の連作 -
    サイズ 22.0cm
    画 材 木彫・木目込
    解 説  この猫が私の家に来た時、手の中にすっぽり入る程、小さくて、しかし、ちゃんと生命を主張していました。
     その内にどんどん大きくなり、膝の上にあふれる程になりました。
    作品名 燧(ひうち)の音
    サイズ 28.5cm
    画 材 木彫・木目込
    解 説  夜半、寝入りばな、半鐘の音に飛び起きて身支度もせわしなく玄関をでる鳶頭の夫の背に、無事を祈り、女房の火打ちの音がひびく。半纏の模様を“まとい”にしました。
     最近、新聞の記事の中で、大津絵節の中に「冬の夜に」という唄があり、その唄の情景がこの作品と全く同じなので、偶然とはいえ、びっくりしました。
    作品名 花菖蒲
    サイズ 26.0cm
    画 材 木彫・木目込
    解 説  五月晴れの空の下、鳶頭の父の使いで出入りの大店へ花菖蒲を届けに来たところです。この髪は「糸びん」といって、いなせな商売をしているものの、頭で、親分とか、普通の町の子ではない粋な家のものに限られます。小生意気にも可愛らしくも見えます。
     手桶の中の花菖蒲は、持ちの良いように、花も葉も木彫りで彩色をしております。