『Trace』 Ryosuke Endo Solo Exhibition
2021年4月21日 〜 2021年4月28日
Gallery ISHIKAWA
場所:東京都中央区銀座7-7-8
TEL:03-3571-6571
遠藤良亮の作品は、新聞紙等の紙媒体を独特の手法で立体化し、柔らかな温もりを感じさせる動物たちを作り出してきました。
今回は新たに、作家の手跡を意図的に残す手法を取り入れ、その一手一手がマチエールとして作品を形成します。
それは、多種多様な情報が寄り集まり、今の時代を投影していると言える新聞紙が遠藤良亮の手によって変容され、作品として再構築されることにより、一つの時代を象徴する存在に再生されたと言えるでしょう。
新聞紙での制作が10年以上を経た遠藤良亮の新たな「静」と「動」が共存する作品をお楽しみください。
●作家コメント
チーターとシマウマの作品は手の跡を残すように制作しています。
また、平面作品も数点考えており、それらも一手一手、手を加えたことがわかるような描き方をしています。自分の痕跡がモチーフをつくるうえでマチエルとなり、形になっていく感じです。
新聞紙を使って作品を作り始めて10年以上経ち、新聞紙でできる表現もだいぶ広がっています。
今回からはじめて全塗装での作品となっています。