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エサシトモコ+薄井崇友展「或る男の肖像」動物から学べそして襟を正せ

2021年9月11日 〜 2021年9月26日

ぎゃらりー由芽&ぎゃらりー由芽のつづき

場所:東京都三鷹市下連雀4-15-2-101

TEL:0422-47-5241

「ぎゃらりー由芽」にてエサシトモコ作品展示
『或る男』は薄井氏の飼い犬であった金太郎という名のバセンジー。動物から学べ・・・そして襟を出せ。人間にとっての種の習は変化し薄らいでしまったのか、元々進化に架せられた十戒なのか。今回は戻ることの無いところまで突き進んだ現代社会において、自分たちの姿を見つめ直すために「金太郎」の肖像を作ることにした。ペットとして飼われていたとしても、人間が動物から学ぶことは多い。(エサシトモコ)
 
「ぎゃらりー由芽のつづき」にて薄井崇友作品展示
撮影のとき放射能の値を計測し写真に値を合成する。数字という抽象的な記号で放射能の可視化を試みている。タイトルにある『宿んでいる』は当て字。地球に棲む生き物は生涯という一時を「旅の宿」のように住処として借りているだけだから。人類も永遠じゃない。人間はお借りした宿を綺麗にして返せるのか?核廃棄物は?「見えない・臭わない・音もない」放射能が原発事故で日常に入り込んだ。「原発に関わる風景」「低線量被ばく地の日常」「動物たちのシンボルとしての犬(金太郎/17年他界、梅、一番)」を観察し撮影している。「あなたたちだけじゃない。わたしたちも宿んでいます」と彼らは訴える。その声を撮りたい。(薄井崇友)
 
展示内容:塑像による作品、スケッチを数枚。テラコッタにした作品を数点。(エサシ)
     写真作品/B0二枚組を2点。その他全紙、半切サイズなど15点ほど。(薄井)