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具体の作家たちときの忘れもの

2015年3月24日 〜 2015年4月11日

場所:大阪府

12:00-19:00 ※会期中無休

1954年に関西在住の若手作家を中心に結成された「具体(具体美術協会)」。
1950年代にはまだパフォーマンスやインスタレーションといった表現が新奇の眼で見られるだけで、美術作品としての評価はなかなかされにくい時代でした。
しかし近年では国際的にも注目をあび、1950~70年代の日本のアートを再評価し検証する動きが活発です。2013年2月にニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された「GUTAI」展は大反響を呼びました。
具体のリーダーであった吉原治良の「人の真似をするな」という言葉に象徴されるように、具体美術協会に参加した作家たちは従来の表現や素材を次々と否定して新しい美術表現を旺盛に展開していきました。
今回は、34歳で夭折した文承根(1947-1982)の作品を中心に、吉原治良、堀尾貞治、田中敦子、上前智祐、松谷武判、浮田要三の作品を展示します。